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【IoT関連情報】電子秤を設置するだけの簡単在庫管理|SmartMat Cloud|自動発注も行えます
多くの企業で導入が進んでいるIoT(Internet Of Things)ですが、導入するにはハードルが高いと感じている方も多いかと思います。ですが最近では導入のハードルが低い商品やサービスも多く出回ってきていますので、検討してみてはいかがでしょうか。
この記事では、多くの企業で課題と感じている「在庫管理」に適したサービスを紹介致します。
概要
SmartMat Cloudは、商品を置くだけで在庫の増減を重量で検知し、データをクラウドに送信します。在庫量を可視化できるのはもちろんのこと、在庫が少なくなってきたら商品を自動発注できるため、発注漏れや誤発注の防止、作業負荷の軽減に繋がります。
SmartMat Cloud 解説動画
もう少し概要を詳しく知りたい方は、SmartMat CloudのTouTube公式チャネル動画をご覧下さい。
導入事例
では実際にどの様な事業者が導入し効果を挙げているのか見ていきましょう。
(株)ゴーリキ様(製造業)
重量の重い資材の管理に、マットを複数枚使用して重量の重い商品を計測しています。
(株)アメロイド様(製造業)
細かい部品をケースに入れ、棚上で計測。ワイヤレス通信なので置き場所を選びません。
(株)isoyaK様(配達・販売)
冷蔵倉庫の中でも設置が可能。負担の多い冷所での在庫管理を楽にします。
山岸宇吉商店様(酒類の卸小売)
取引先の酒類商品を自動発注。顧客向けの新たなサービスも模索中。
富士ゼロックス(株)様(事務関連)
顧客が使用しているコピー用紙の在庫をモニタリングし、欠品が発生しないように補填。
(株)ゑびや商店様(小売・飲食)
食材以外にも店舗資材など業務で扱うほぼ全ての物品を一元管理。AIやIoTを積極的に活用して業績を伸ばしている老舗の小売・飲食店です。
他にもホテル・医療・農業・運輸など、様々な業種で利用されています。前述の富士ゼロックス(株)の事例などは、自社の敷地内の資材ではなく、顧客の事務所内にある資材を管理するという着眼点が素晴らしいと思います。新たなビジネスモデルのヒントに繋がる事例と言えるのではないでしょうか。
導入のメリット
前述のTouTube公式チャネル動画の中では、メリットとして以下の4点が挙げられています。
1) 在庫管理や発注の省人化
2) リアルタイム在庫管理と見える化
3) 管理データから適性在庫を把握
4) 設置も簡単、既存受注システムとの連携も可能
忘れてならないのは、集めた「データ」を如何に活かすかという視点です。事例で紹介した(株)ゑびや商店などは徹底的にデータをビジネスに活用して業績を伸ばしています。
飲食店や小売店などでは、在庫の動きから顧客行動を推測することが可能となり、廃棄ロスや販売機会ロスの削減につながります。また製造業であれば、資材の在庫適正化だけでなく、仕掛かり在庫を把握してボトルネック装置を割り出し、改善につなげるようなことも可能です。
業績の改善には「データ」の活用が欠かせません。自社にとって重要なデータは一体何か、改善すべき指標(KPI)は何か考えてみましょう。